2011/08/26

主席奏者への注意

弦楽器の座席配置は、主席を先頭に上手な人から前というのが、そのパートの最大限の力を引き出すのに最も適した配置であることは明白です。下手な人の後ろに座った上手な人は、前の人に合わせるのに非常に苦労するため全ての力を発揮できなくなるからです。ただし、前に座る人には、後ろの音に常に耳を傾けることを要求しなければなりません。前に座る人は往々にして「自分がしっかり音を出さなければ」という使命感を持っています。それゆえ、後ろから音が十分に出てこない分、自分が必要以上に音を出し、パートとしてのサウンドを壊す原因になります。後ろの音に耳を傾け、自分だけではなく、パート全体としての音を作ることに時折気づかせてあげること。指揮者として重要な使命です。

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