2013/10/27

指揮者のようにリードするとは?〜Itay Talgam

元指揮者であるItay TalgamによるTED Talkです。ビジネスリーダーがいかにオーケストラ指揮者から学べるかということを明快に説明してる。指揮者を目指す人にとっても、ポイントを得ていてためになると思う。

指揮者の存在価値は、いかにオーケストラの、そして奏者一人一人の持っている能力、技術、モーチベーションを最大限に引き出すか、ということである。彼はその方法を6人の指揮者による6つの全く異なるスタイルを例にあげて説明している。しかしこの6つのリーダーシップスタイルから一つを選ぶというのは大きな間違いだと思う。リーダーシップの形は、人によってそれぞれ違う。おそらく一人一人が自分にベストのやり方を見つけなければならないのだと思う。

最後に、リッカルド・ムーティがミラノ・スカラ座を辞任した経緯は、リーダーとしては知っておくべきである。表には出てこないが身近な知人だから知り得た本当の話だと思う。

 


2013/10/24

戦争の整理〜海外在住者の目から

海外に住んでいると、日本国内に居るときとは違う情報が入ってくる。人は知らず知らずのうちに、新聞やテレビから入ってくる情報に(良くも悪くも)洗脳されている。だから海外のメディアが日本のことを取り上げるのを読むと、かなり違った観点から書かれているのがわかるし、明快に何が間違っていて何をすべきかということが書かれていることもある。

今日の新聞の記事、"How Japan can light peace torch on Olympic quest", The Straits Times, Oct 24, 2013 では、東京オリンピックを成功させるためには、隣国の中国と韓国との緊張緩和が必須と書かれている。そのためには過去の戦争の整理が必要だと主張している。その方法として、天皇陛下が来月インドを訪問する前に、ソウルと南京を訪問し、それぞれの国のトップと犠牲者慰霊の施設の前で手を取り合うことで、簡単に解決する、と書かれている。その部分を抜粋した。

"On his way to making his state visit to New Delhi, Emperor Akihito should stop first in Seoul, where he could meditate and hold hands with South Korean President Park Geun Hye in front of the monument to the memory of the Korean sex slaves, with one or more of the survivors. From Seoul, he could fly to Nanjing and undertake a similar exercise with Chinese President Xi Jinping in front of the Nanjing Massacre Memorial Hall.

These simple acts could turn the pages of an atrocious history of conflict between Japan and its neighbours, and in so doing, Japan could "re-enter" Asia as a force for peace. The 2020 Olympic Games may then mark a magnificent historical turning point, engendering great hope for the Asian Century."

これは、先の大戦後、同じように民間人を大量に虐殺されたフランスとその加害者であったドイツがいかに手を取り合って過去を清算したのか、という成功例に基づいている。

日本国内ではこういう論調があるのだろうか。こういった海外の意見に耳を傾けることで、日本がとるべき態度というのはうまくキャリブレーションできるように思う。